登ったり、漕いだり。

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2011年 08月 16日

2011.8.12-15 雲ノ平へ 北アルプス3泊4日テント泊縦走 day2(薬師峠キャンプ場-雲ノ平テント場)

2日目、いよいよ日本最後の秘境、雲ノ平へ向かう。
その秘境には本日、多くの人が向かうという。いったい何があるんだろう?
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写真は雲ノ平の入り口、アラスカ庭園から奥日本庭園にむかう途中のしらびその森を前に。奥には水晶岳が見える。



AM2:45起床。
全く寒さを感じなかった。モンベルSSULダウンハガー#4で十分。朝は10℃弱。

外は真っ暗ながら一部は朝メシ準備or撤収を開始している様子。
モゾモゾしながらテント内でパッキングを始める。ピナクルの背骨強化策としてリッジレストを巻いて入れるのでそれなりに手間がかかる。それを終えるとテント撤収へ。さすがにフライの結露はすごい。早朝なのでバサバサするわけにもいかず、SEA TO SUMMITの速乾タオルで拭き取る。
無駄な重量を背負いたくないし。でもコレ丁寧にやると結構時間かかるのねぇ。
AM4:00、水場でナルゲン500mlに補給しつつ、真っ暗な中PETZLイーライト活用で2日目スタート。朝メシは食わずに途中で取るぞ。CTは6:20

20分ほどで太郎平小屋へ。未だ真っ暗。小屋裏の木道開始。
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途中、薬師沢の第一徒渉点を通過しつつ開始40分ほどでランチパックを食べる。

そして下る。2300mの太郎平から、2000m弱の薬師沢小屋まで下るが、もったいない。
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右に見えるのは北ノ俣岳か赤木岳かな。
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橋を渡ったり、
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階段を登ったり、
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すると気持ちのいい草原があらわれる。
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ココから1時間程ゆるやかに下りながら進むとカベッケが原につく。ベンチのある広い休憩所。ここでランチパック2個目。
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10分ほどで薬師沢小屋到着。現在時刻6:45。
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小屋前は沢登りや渓流釣りの方々で賑わうのでスルーして、吊り橋を渡る。先が渋滞しているようにも見えるが。
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そこにはハシゴがあった。余計なことをしながら降りる。
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登ったり下りたり。刺激があって面白い。沢の水がチョーきれい。
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ここから急坂。あちらにもこちらにも急坂との表記。
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これが本当に急坂。1:30程続いた。4日間で一番しんどかったところ。
途中で一本満足バー。
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やっとこさ稜線に突き抜けそうな予感。
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突きぬけて開けたぞ!爽快!ゴールを決めた後か武藤のような手先。
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雲ノ平の入り口、賑わうアラスカ庭園に到着。
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右手には黒部五郎岳。これカッコいい。
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奥日本庭園に向かう途中、右手に見えたのは槍ヶ岳!?
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雲ノ平山荘が見えた。
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奥日本庭園から薬師岳を望む。
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山荘へ向け一直線。ゴールが見えると疲れも吹っ飛ぶもんだ。
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小屋到着。
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しかし小屋番がいないのでテントの受付ができないので、先にテント場へ向かう。
どっちみち、昼飯食べに小屋に戻るんだし。
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AM10:00の雲ノ平テン場。15張程度だろう。高天原などへ向かい連泊の方もいるようだ。
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周囲を岩に囲まれた独立した最高の立地にテント設営。色んなものを天日干し。
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10時に着くとさすがに人も少ないので水量豊富な水場で補給しつつ、顔から頭までがっしり洗ってしまう。冷たくてピリッと気持ちいい。
小屋から歩荷さんが足袋を履いて何往復も水を汲みに来ていた。小屋では水が不足し雨水をろ過して使用しているらしい。小屋泊のお客さんにも水が不足しているので出来る限りテン場に自分で取りに行ってくれと話していた。テン場の方が水が豊富なんだ。

11時過ぎには小屋へビール&昼食を取りに向かう。この日はうどんとお茶漬けの2種類の軽食だったことを確認済み。狙うはうどん。
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受付でテン場受付&夕食の予約。ココは夕食2000円。前日より安い。
BEER!と注文すると受付後ろの常温棚から取り出し渡された常温の一番搾り。でも美味かったよ。
やっぱ冷たい方が美味いけど。テン場では湧き水で冷やしている人多数。
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雲ノ平山荘は昨年改築だけあって新築のログハウスみたい。JAZZなんか流れちゃったりしてるし。

うどん。山でこれはホントありがたい。和風だしってホッとする。七味をいっぱいかけてカラダの芯があったまる。
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あまりに居心地よいので長居していたくなり、ケーキセットを追加。ショコラ・チーズ・マロンの3種から選べる。頼んでから挽いてくれるコーヒーも香り高い。
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テントに戻ったのは13:00過ぎ。30張程になっていただろうか。最終的には50張はゆうに超えて60張程度だったと思う。但し30張程度を超えると、平坦or岩なしを選択するのはソロテント以外困難な状況。後半の人達は張り場所に困っていた。
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我が家の庭の岩の上で仲良く読書。そんな体で写真を撮ってみたり。
早く着き過ぎると時間をもてあますんだねぇ。
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仲良し風の青・黄・赤。信号だなこりゃ。
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結果的に我が家はその後も隣接するテントのない特別な場所に張れた。その場所をサンクチュアリと名付けた。
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17:00前、夕食を求めて再び小屋へ向かう。結果的に往復30分超の小屋-テン場間を2度往復した。

今日の夕食は石狩鍋。雲ノ平山荘では8年以上続く定番料理だそうだ。新潟の酒蔵から取り寄せた酒粕を使い、大ぶりカットの野菜と鮭、豚肉がありがたい。カラダの芯からあったまるしホッとする。もちろん食べ放題。この汁が名残惜しく何度もおかわりしてすすった。これはバリュー。
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6時半頃から5分程パラパラと雨がフライシートを叩いた。たった5分だった。
この日も7:00就寝。明日も行く先の雲ノ平を満喫しつつ双六小屋へ。
心に余裕ができる早発ちのメリットを知ったので明日は空が白み始める4:30に出よう。
小屋で見た明日の天気は終始晴れ。どんな景色が待っているのだろう。


日本最後の秘境、雲ノ平はこの日の人出からすると立ち入り難い秘境ではなく、到達までの時間においての秘境と感じた。山ガールの2人組もアンチ山ガール的な黒ベースのトレラン風テン泊装備の女子2人や、GOOUTから出てきたようなおしゃれ男子など多数。フェスやキャンプの流れをくむパワースポットの扱いに近いのか。

勿論、景観や手つかずの自然が多く残ることが素晴らしいことには変わりない。
(但し、我々は祖母岳やアルプス庭園などの超メジャースポットを見ていないのだが。)
訪れる前は雲ノ平は比較的玄人好みの場所というイメージがあった。我々は混雑を避けやや背伸びして臨んだつもりだったがそんなことはなかった。皆、所要時間は違えど辿り着いているしピカピカの装備の方々もたくさんいる。もしかしたら、そう見えるだけで皆熟練なのかもという見方もできなくない。小屋メシ食べてる我々が一番貧弱だったりして。

加えて、急坂やハイマツに囲まれた細い道ではKEEN外付けは適さないこと実感。
今回はこのまま行っちゃうけど。

day3に続く
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by takemicchy | 2011-08-16 22:31 |  雲ノ平 | Comments(0)


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