2011年 11月 06日

2011.11.3-5 奥秩父主脈縦走 ~2泊3日でスルーハイクは可能か?~ day1

「2泊3日で奥多摩駅に帰ってこれんのか?」
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写真は金峰山手前から、これから行く稜線を望む。

瑞牆山荘を朝10時過ぎに出発し、2日後の日没までに石尾根を経由し、
奥多摩駅に辿り着くことはできるのだろうか。。。







秋晴れが予想される11.3-6に4連休がとれた。
前々からこの秋に実現しようと決めていた奥秩父主脈縦走の絶好の機会だ。
当初は3泊4日と思っていたが、連休最終日は雨予報が確実っぽいので、
休息日に充てたかったこと含め、2泊3日の行程を考えた。

1日目:瑞牆山荘-大弛小屋-甲武信小屋(泊)※辿り着けない場合はやむなくビバークも
2日目:甲武信小屋-雁坂峠-将監小屋(泊)
3日目:将監小屋-雲取山-石尾根-奥多摩駅

日の短い秋の時期、凡人の30代夫婦に実現可能なのだろうか?
無謀とは思うが、コース短縮やエスケープルートもあることから、危険は回避できるだろう。
目標を奥多摩駅に設定し、2泊3日の装備で望む。

冬寝袋(NANGA AURORA600DX)のおかげでBaseWeight7.5kg。
水2.5Lと食糧がかさみPackWeightは12.5kg(嫁の分一部含む)。重い。。。

7:00新宿発のスーパーあずさ1号で韮崎へ。激混みのマイクロバスで瑞牆山荘10:10着。
(後で聞くとタクシー4人乗りで@2,000円で運んでくれるらしい。)
瑞牆山荘10:25発。登山口には日帰り装備の人が多数。
週中の祝日だけあって山ガール率は低かった。
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まずは金峰山を目指す。
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標高差にして1,000m程の登りなので、それなりの傾斜の登りをサクサク飛ばし気味で行く。
既に半袖でも汗だくに。そうそうこの日は9月下旬並みの暖かさって天気予報で言っていた。
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30分弱で富士見平小屋着。ここが瑞牆山への分岐点らしい。
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既にテントは5張程。連泊だろうか。木々に囲まれたふかふかの土の良いテント場だ。
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さらに登り、30分ほどで大日小屋へ。CT1:50のところ、1:00とは順調だ。
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大日岩でランチパック休憩。天気予報に反してポツポツと雨が降ってきた。
樹林帯ゆえ雨具は不要なレベルだが、稜線に出る頃には止んでいてほしい。
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稜線に抜けるとそこは砂払ノ頭。ここから開放感のある稜線が続く。
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遠くに八ヶ岳がみえる。あの硫黄岳から赤岳の稜線を来年は歩こう。
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黄色く染まる山裾と遠くには南アルプス。ここも来年は必訪だ。
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岩場の稜線が続く。想像とは違い素人にはテクニカルな場所が結構あり遅々として進まない。
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岩々の間からの富士見ポイントが続く。
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この下は断崖絶壁なんだけど。
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金峰山頂まであと少し。登る。
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山頂。良く見る光景。
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スルーし先を急ぐ。なんか北アルプスの稜線みたい。
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岩の道から森の道へ。下って登って朝日岳とか朝日峠とか。単調な道で記憶に残らない。
但し、足腰にしっかりダメージを与えてくれた。
ここまでの行程、思っていたよりも岩場やアップダウン(登り基調)が多く消耗する。
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そんなこんなで後半ペースが落ちて15:10大弛小屋到着。小屋の前には舗装路だ。
(11/3時点通行止め)

テン場には10張弱と意外と多い。団体さんがいるからか。
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男女混合の彼らは食事作りの段取りをしていた。今日は賑やかなのかな。
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小屋は閉まっていると聞いていたが、営業中との看板が。
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何と食事メニューがある。ハンガーノック寸前だったのですかさず「山小屋うどん」を注文。
かき揚げと御揚げとわかめの入った鍋焼きうどん風。
5時間歩いた直後のだしの効いたあったかい汁は格段にうまい。七味がまたあったまるんだよね。
復活した。(かき揚げは出来あいだが実際に揚げたもの。)
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この山小屋で衝動的に食べた1食が、翌日以降の我々の食糧事情を救うことになる。

用を足し食事用の水(要煮沸)を汲み足し、ヘッドランプを用意して、15:40甲武信方面へ再出発。
この時点でナイトハイクが決定した。2日後の奥多摩駅着には明日、将監小屋に着かねばならない。
今日、大弛小屋に泊まると初日の時点でそれが不可能になる。

この時間から先を行くとなると不自然だが、小屋の主人はそのことをとがめなかった。
行先は聞かずに気をつけて行きなよと。あったかいオヤジさんだった。

国師ヶ岳目指して整備された階段の道を登る。30分くらい階段が続き、ハイク後半には登りやすくありがたい。
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途中、今日来た道を振り返る。金峰山があんな遠くに見える。
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前国師岳や北奥千丈岳分岐を過ぎる。
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国師ヶ岳山頂と富士山。あいにく曇天になっていた。晴れていたら夕景が美しかったのかな。
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甲武信方面へ降りる。16:20。そろそろ暗くなりだしたのでブレている。
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PETZL e-liteを装着。本格的に歩くには光量が弱いか。

30分強歩いて真っ暗になる寸前の17:00過ぎ。初めての道ゆえ進行をあきらめビバークすることに。
2,300m地点くらいでトレイル脇5m程の所に平坦なポイントを見つけ小枝や細めの倒木を取り除きシェルターを設置。
とは言えシャングリラ1に敷いたグラウンドシートを小枝が突き破っていたが気にしない。
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樹林帯のなかの土の上に落ち葉が重なったフカフカの地面。意外と寝心地はよさそうだ。
でもやはり熊は怖い。わざと大声で話したりして人の気配を出してみた。

コーヒーと好物のチーズ蒸しパンを摂り、19:00就寝。
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19:00の気温もシェルター内も6℃。放射冷却もなさそうだし樹林帯であること含め暖かい。
きっと4シーズンの寝袋はオーバースペックだろう。
初めてのビバークとなった今夜。無事朝を迎えられますように。

初日のCT8:10程度。所要時間7:00。この道、時間を稼げない。

day2へ続く。
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by takemicchy | 2011-11-06 19:01 |  奥秩父 | Comments(2)
Commented by AkinoriMurakami at 2011-11-06 20:09 x
どーも、お疲れさまでした〜。

金峰山手前の稜線てあんなにワクワクする光景だったんですね。
僕が行ったときは、濃霧で5m先がギリギリ見えるかどうかだったんで、この光景を全然見れませんでした。
もう一度、次はちゃんと見に行かないと。

2日目も楽しみにしてます。
Commented by takemicchy at 2011-11-06 22:47
どもどもです。

夜寒からず、昼暑からずで、ホント天候には恵まれました。
初日の気温だったら、夏山装備で十分でしたよ。
金峰山は奥秩父では異質な森林限界を超える稜線が
見れるんですね。嬉しいサプライズでした。


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