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2015年 10月 04日

2015.9.20-21 南ア 鳥倉から仙塩尾根を北へ day1 鳥倉登山口ー熊ノ平小屋

鳥倉から入って北へ抜ける。
三伏峠から熊ノ平への道を歩いてみたかった。
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写真は、塩見岳から続く、色づき始めた稜線。




シルバーウィーク初日、仕事を終え18:00発の飯田行き高速バスに飛び乗る。飯田ナイトを楽しもうと思うもこの日は地元の花火大会と祭りで賑わっていて居酒屋はどこも満席。全国チェーン居酒屋ですら祭りで5%増しの特別料金という。バカバカしくて呆れるのみ。仕方なく宿近くのラーメン屋でサクッと。

12:00就寝の3:20起き。眠い…。3:30に呼んだタクシーに乗り鳥倉へ。1:30の乗車時間ほとんどを寝て過ごす。山道なのに。そのくらい上手な運転手で大当り。鳥倉には5:00到着。まだ暗い。日が短くなったと感じる。

登山口まで林道を30分。夏場はバスのみ登山口まで入れるがタクシーは林道手前のゲートまで。朝食のコンビニおにぎりをタクシーで食べ忘れたので歩きながら頬張る。

三伏峠小屋までの登りは2年前に経験済み。緩く楽だと記憶していたが、必要以上にヒィヒィ言いながら登る。疲労&寝不足のせいだろう。今日のCT14時間弱の道程が思いやられる。
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途中の水場でがぶ飲みしていると、珍しく後続に追い付かれる。25Lくらいのマックパックを背負った2人組のラン寄りのファストパッカーだった。今日、同じく鳥倉を出て塩見岳から蝙蝠岳を経て二軒小屋ロッジ方面を目指すという。すごいですね〜って言ったもののどのくらいかかるのかは分からないまま言ってみた…。(ちなみに二軒小屋ロッジまでCT16時間くらい。スゴイ。)
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三伏峠小屋到着は8:00前。CTの70%程度では来れていて順調。って言っても今回はハイキング。影響され過ぎだ。
テント場は朝なのに60%くらい埋まってる。これは夕方着いたら完全アウトだな。と。今年は塩見小屋がやっていないから三伏峠小屋が混雑する傾向らしい。
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荒川岳方面と塩見岳方面の分岐。ここで再び先程のファストパッカーを見送る。彼らは一旦荒川方面で水を補給するルートで塩見岳方面に向かうという。
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三伏山へ向かう頃には森林限界を超え、期待が高まる。
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三伏峠小屋を振り返る。
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三伏山山頂にいたおじさん2人は何やらガスに向かって写真を撮ってる。変なの〜なんてスルーしてると、ブロッケン現象だと声をかけて教えてくれた。少なくとも僕のカメラには映らなかった…笑。

本谷山までは再びの樹林帯に下り、そこそこ登るから、ユルっと行った。まだ序盤なのに疲れたなって思いながら。
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本谷山到着。山頂でおにぎり休憩していると、ファストパッカーが続いて来た。もうとっくに先を行ってると思っていたので、意外な感じでしかも早いっすねーなんて褒められて嬉しくなって。2人とも岐阜在住でトレランもファストパッキングにも長けているようで1人はTJARのトレーニングキャンプにも参加する実力者という。格が違う。そしてモノホンのファストパッカーはTJARとは呼ばずにトランスジャパンと呼ぶんだと気付いた。僕も今日からはトランスジャパンって言おうと心に決めた。彼らは今日の行き先を千枚小屋に変更したと言ってた。そこはCT20h。やはり別格だ。
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その後は下って再び樹林帯へ。からのそこそこ登り。この辺の記憶が乏しい。

塩見小屋の建設地に到着。売店のみ、辛うじて営業してて何か食べようと思うも建設作業に忙しそうでやめとこかなと。そんな矢先にトレランの関西系のオッちゃんがやってきて僕らを押し退け「ビールある?」とあのイントネーションで。どっちにすすむにせよ距離のある中でその気概には拍手したい。
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飛んでるヘリをこんなに間近でみたのは初めて。山小屋工事の真っ最中ゆえ、その往来は激しかった。
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いざ塩見岳へ。
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結構きっつい。見る山であって登りたくない山だなって思いつつも登らなきゃ先へは進めまへん。諦めて、えっちらおっちら進む。そんなに危険箇所はないのが救い。
西峰も東峰も山頂スルーでその先へ即下山。
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何とも魅力的ななだらかで開放的な稜線が目に飛び込んでくる。あの稜線を行けると思うと来た甲斐あったと思える。
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思わずにやけながら駆け出してしまう。
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高揚感のまま、おにぎり休憩の際に地図を確認するとあの魅惑の稜線は、今日行くはずの仙塩尾根ではなく、蝙蝠岳に続く道という。あの稜線を眼にして次は必ず!と思う人が多い道と聞く。わかる。そしてファストパッカーが向かった道だなって。あそこ走ったら気持ちいいだろな〜。時刻は12:00くらい。熊ノ平小屋まではCTであと3:00くらい。
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時折ガスがかかるようになってきたが、晴れ間が見える時の稜線トレイルたるや。色づき始めた仙塩尾根も素晴らしい。
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しばらく森林限界超えのトレイルが続く。でも時にこんな伊豆かと思うような穏やかな光景がある。
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程なく北荒川岳キャンプ場跡の小さな小屋に到着。旧指定地で現在はキャンプ禁止となっているので、さぞかしフラット天国かと思いきや、かなり斜めってるところが殆どで雰囲気こそよいが快適ではなさそう。
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この辺から、蓄積疲労&寝不足&後半のハンガーノック的症状が出て、ペースが上がらない。
でも樹林帯と森林限界超えを繰り返しながら、こんないい道だったはず。って書いてみたけど全く記憶なし。ひたすら黙々と。
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14時前のこの時間帯。基本的に人が少なく殆ど会うことはないが、なぜかすれ違うのはテン拍装備の人たちが5組くらい。決して歩みが速いわけではない。日没が18時過ぎだとすると、あと4時間では塩見岳にもたどり着けないはず。ましてやナイトハイクって感じの人たちでもない。ふむふむ。ま、それもいいか。
って話をしながら、熊ノ平小屋のテン場が混んでいるのかもって嫁が言ったが、穴場ゆえそんなことはないだろうと。

たまに険しめのアップダウンもある。景色はいいけど後半には欲しくない。疲れすぎてユンケルの粉末を投入した。これは即効性ある。
農鳥岳が見えるともう終盤。たしか熊ノ平小屋からの農鳥岳の眺めがドーンってなっているという情報が頼り。
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程なく、熊ノ平小屋到着。14:30到着。CT14hのところ9.5hは順調だった。
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がしかし、穴場と読んでいた熊ノ平小屋のテン場はすでに90%以上が埋まっていた。
想定外だったのは、多くの人は北岳方面(すなわち僕らとは反対側)から2泊目の人たちがやってきて、この日は連休(SW)2日目ということ。
臨時用のテン場の森を抜けた奥に2張のみいける極上フラットのプライベートスペースを発見し確保できたのは奇跡だった。
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小屋には続々とハイカーが到着する。意外だったのはソロのファストパッカー(別々)が5名ほどいたこと。皆トレラン出身の本気のファストパッカー達だ。
意外なのは、ULハイカーは0名だったこと。

いつものように小屋メシを。角煮・おでんのついたボリュームのある、ご飯の進む内容。小屋メシとしてはTOPクラスのクオリティ。
角煮をチビチビとかじりながらご飯2杯。
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小屋到着後は曇りがちだったが、夕方には農鳥岳が全開。
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たぶん5時台に就寝。どっぷり寝た。

明け方の気温は3度くらい。就寝装備は前回の反省を生かして、ミニマムな中、万全の以下の装備。
夜中に暑くて目が覚めるくらい。快適快適。幕はビッショビショだったけど。

シェルター:SMD ルナソロ
寝袋:OMM1.6
ダウン上:Brooksrange Alpini Mountain Anorak Hoody
ダウン下:ナンガ スーパーライトダウンパンツ
足保温:インテグラルデザイン ホットソックス
インナー上:ibex フーデッドインディー(行動着)
ズボン:山と道ロングパンツ(行動着)
マット①:山と道ミニマリストパッド
マット②:KLYMIT X-lite Recon

明日の行程は決めずに寝た。明日考えよう。

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by takemicchy | 2015-10-04 23:37 |  南ア | Comments(0)


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