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2017年 06月 18日

2017.6.16-17 奥秩父主脈縦走(瑞牆山荘-奥多摩駅)3days ~敗退編~

奥秩父主脈縦走(瑞牆山荘ー奥多摩駅)を3日間でやりきる
山を始めたばかりの頃(2011年)にコンプリートできなかったリベンジ。
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結論は、2日目で下山しちゃったって話。




瑞牆山荘をスタートして奥秩父主脈縦走路を歩き、最後は石尾根を下って奥多摩駅ゴールしてVERTEREで乾杯。がしたかった。
6年前よりも装備の軽量化も進み、ラン他で体力ついてるし、6月だから日も長いし、楽勝でしょなんて思っていた。

計画(理想)は、1日目:雁坂小屋(CT17h)、2日目、奥多摩小屋(CT14h)、3日目楽ちん。
現実的なのは、1日目:甲武信小屋(CT13h)、2日目:将監小屋(CT10h)、3日目キツイ。

早朝から行動開始するために前泊で韮崎へ。
やきとりたはら。いい店。
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朝3:30にホテルを出発。4:40ハイク開始。
この日は3:00にもう1台が瑞牆山荘に向かったらしく先行者がいる。
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金峰山までは1,000m登る。9か月ぶりの泊まり装備を背負って歩く山は足腰膝に堪えるが、シャクナゲとか咲いてて救われる。
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稜線にでて金峰山頂が見えると気持ちがあがる。やっぱいいね、開放的な稜線。
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南アと八ヶ岳を背景に登る。贅沢。
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金峰山頂では昨日、ホテルの前で夕涼みをしながらビールを飲んでいた男性2人のハイカーに合う。
聞くと3時にホテルを出発していた先行者だった。彼らは今日は雁坂小屋(CT17h)を目指すという。なんと2日で奥多摩まで行く計画という。
それを聞いて僕らも今日、雁坂小屋まで行こうと思った。
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この山域はもちろん、富士山もバッチリ。全開ポイントが至る所にある。
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森を抜けて、9:30頃に大弛小屋着。ココまでのペースは極めて順調。国師ヶ岳の登りへ。
だけど重荷と久しぶりのハイクは体に堪える。バックパックを下ろしたくなる時間が増える。
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良かったのはココまでで、国師ヶ岳から甲武信ヶ岳の道が鬼門だった。アップダウンと意外と気をつかう足元に疲労困憊。
挙句の果てには何度も座り込んだ。俺ってこんなに歩けなかったっけ?もうヨレヨレ。5時間くらいの間、1枚も写真を撮る余裕はなかった。
ココを素敵な森と評する人も多いが、その記憶はない。僕にとっては前回も今回もヤラれる森でもう来たくない。
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それでもCT通りに何とか歩いて15時過ぎに甲武信ヶ岳についた時には足がプルプル震えていた。
この足で雁坂まで行く途中の破風山を登りきることは不可能。甲武信小屋にテント泊を決めた。(ルナソロとゲイトウッド)
金曜日(平日)なのに12張。うち4張はシェルターだった。
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おでんでビールを。簡素な夕食を摂り翌日に備えアミノバイタル補給して19:00就寝。
朝には疲労回復してることを祈る。
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明け方は推定5度。(見てない)
OMMの1.6にやや薄手ダウン上下でも寒くて何度か起きた。それでもド疲労で斜めっててもすぐ寝られたんだけど。寒さ感じてたって事は疲労回復に課題ありってこと。就寝装備は見直しの必要性ありかな。

2日目は日の出とともに4時出発。
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素晴らしい朝。思わず息をのむ。
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美しいトレイル。
反して足腰は動かない。疲労回復に失敗している。ペースは上がらない。
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破風山の登り。泣き言を言ってた。そしてあまりの不調(体力のなさ)に今日の下山を考えてた。
今日はゆっくり休み休みで将監小屋までは行けると思うけど、雨予報のある最終日に14hは歩けない…。上手くいっても鴨沢下山が妥当な線。つまりは今回もインコンプリート確実。だったら潔くリタイアって。
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でも振り返ると富士と南ア。最高なのに。(余裕なさ過ぎて振り返って無いし)
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雁坂小屋手前の草原でひと休み。(もうこの日何回目だろうか。)
ひと休みのつもりが小1時間。テントをドライにしながら、いびきをかいて寝た。傘ってこんな時にも役に立つんだ。
いつも歩みの早いハイクが中心だからしないけど、ゆっくり気持ちのいい場所で休みながら歩くってのもいいなと思った。
今回に関しては負け惜しみみたいなもんだけど。
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そんなこんなで雁坂小屋経由で下山へ。
小屋のご主人に2つある下山道を尋ねると、川又に下りる秩父往還の道は長いけど断然オススメというのでそっちを選択。
そこから色々な話を聞かせてくれて。とても気持ちのいい時間を過ごせた。冬場に小屋泊しにくるのもいいなと思った。
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このトレイルが下りやすくてキレイなこと。下山路にこのトレイルを選んでよかった。
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東京大学の演習林だという。
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でもまぁ、2日間合計でCT21時間の道のりを2日で歩けたのは、夏山に向けての準備ができたとして前向きにとらえることとしよう。

今回の奥秩父の反省は、宿泊装備を背負うブランク。そして明るければ歩き続けられる過信。さらに前半で調子こいてファストパッカー気取りで飛ばすクセ。極めつけは下界の快適さに流れてしまう都合のよいメンタル(弱さ)。しかし奥秩父は毎回反省させてくれる。

三峰口駅前で一杯。おつかれさまでした。
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最後に、俺は本当に山が好きなんだろうか?その答えはわからないけど、帰った次の日には7月の登山口までの深夜バスを予約していた。もうわからんわ(笑!

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by takemicchy | 2017-06-18 19:33 |  奥秩父 | Comments(0)


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