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2012年 09月 08日

2012.8.12-13 とりあえず立山へ day2

翌朝。快晴。
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写真は新室堂乗越付近からの雷鳥沢キャンプ場と室堂を見下ろす。



4:30起床。6:00出発。
結露ったテントはグラナイトのeVentシルドライサックに収納し、バックパックに押し込む。
(しかし夕方のバックパック内はウェット感は否めなかった。
 防水透湿って外からは守るけど、内からは透湿してしまうからなのか。どうなのかな。)
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劔御前小屋に向かう道は2つ。直登する道と、大日岳方面につながる新室堂乗越経由で向かう道。どちらもCT2時間程度の道だ。先行者の多くは直登ルートに向かうようなので傾斜の少ない道をサクサク進めそうな後者を選択。終始展望の開ける道で正解だった。
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後ろに見えるのは大日三山方面。室堂へ向かうバスの中で気になっていた稜線。その奥は海。
いつか行きたい道。そんな道がたくさんあるので山の楽しみは尽きない。
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剣岳が全開。間近に見るのはじめてだがカッコいい山だ。剣の背後には後立山だろう。剣澤小屋と野営場も見える。ここも気持ちよさそう。安全ルート大好きハイカーとしては、じゃあ登ってみようかとはならない。鎖場の渋滞とかが何より苦手だし。
でもいつか行ってみたいし行くんだろうなと。

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別山南峰を通過する。北峰には寄らない。別山から真砂岳へ向かう稜線。
ここでゼッケンをつけたトレラン装備の人達3人組に出会う。何かのレースだろう。
ガシガシ走るというわけではなくハァハァする様子もなく早足よりもやや速い安定したペースで爽快な稜線を進んでいた。
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しかし夏山100%な良い道と青い空。
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後ろから4人目の選手が近づいて来ているようなので登り斜面で道を譲る。さすがに登りでは走らないようだ。僕らもしばらく後続して歩いた。
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ゼッケンにはTJARとある。帰宅後、調べてみるととんでもない人達だということに気付く。
富山湾をスタートし、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの主脈を経由し、駿河湾にをゴールとするというもの。415kmの行程で通常の登山のCTでは25日程度かかる道程を7日間(+1日)で走破するというありえないレース。
この日が初日で立山の別山付近であったのは7:30頃。0:00富山湾スタートということは、ここまで7:30で来たことになる。ルートを調べると、富山湾から馬場島まで舗装路をランしたのち、早月尾根を登り剣岳経由でここに至ったことになる。馬場島からここまでのCTは14:00。加えて富山湾から馬場島も歩けばゆうに5:00位は掛かるだろう。
彼らは既にCT20:00近い道程を7:30で走破しきった後の状態で疲労困憊に違いない。凡人なら熱を出して寝込んでしまうだろう。
(先程のゼッケン2番の選手は小野選手で4位で完走していたことを後に知る。先行の3人が1-3位となったのだろうか。)

それにしてもこのレ―スと参加者達はクレイジー過ぎる。でも最高にカッコいい。夢がある。
こんなん出来たらスゴイねってことを現実にしてしまう人達はスゴイ。

それにしてもお盆の真っ最中というのに意外なほど人が少なく、超A級の稜線歩きをストレスなく楽しめる。
そんな稜線は富士ノ折立までの1時間強続いた。
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大汝休憩所からは賑わう道を行く。大汝山はスルー。
雄山ではポカリ補給をしつつも山頂はスルー。ここは既に観光地。
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一ノ越山荘への下りは渋滞の急斜面。観光客がスニーカー登山する。
スニーカーって言ってもコンバースALLSTARとか。これはマジで危ないと思う。高尾の比ではない。
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一ノ越山荘に到着。さあ分かれ道だ。ここまで5時間弱を歩いていた。まっすぐ五色ヶ原(+4:40)へ向かうか、左に折れ黒部ダム(+4:20)へ下りるか。それは小屋で食糧を追加するかどうかの選択とも同義。
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向かう方向とは違うが、AM11:00時点で右側に見える室堂方面は既に真っ白。iphone電波通じたのでWNIの1時間予報を見ると、やはり午後は雨予報。黒部ダムへ向かう事に。一度下山方向に気持ちが向くとダメだね。ホントは朝からそんな気分だったかも。
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薬師岳や黒部五郎などを望みながら誰にも会わない開放的な道を行く。
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時折雷鳥があらわれる。トレイルを先導してくれた。全く人を恐れる気配なし。
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右手には五色ヶ原に続く鬼岳や獅子岳と並行しながら歩く。雲が迫ってくるのが見える。五色ヶ原は雲の中だろう。
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東一ノ越まではゆる下りの稜線歩きだった。快晴ならば、薬師~裏銀座が一望できるA級トレイル。
しかしここまで1組にも会っていない。夏山最盛期における穴場だろう。
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東一ノ越からは黒部ダム方面に下る。
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裏銀座が見える。ここは歩いてみたかった道。黒部五郎~野口五郎をつなげるGORO to GORO(3days)には近々挑戦したいと考えている。
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樹林帯に入ってからは2時間程度、眺望の無く景色が変わらない道が続きうんざりした時間帯だった。
標高が下がり暑くなる中に時折、沢や雪渓で涼める場所があったのは救いだった。

観光地の黒部ケーブルの駅で炭酸を補給し、再び登山道で黒部ダムに下りる。ケーブルで降りることも考えたが、観光地っぷりを見てそんな気は失せてしまった。
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ロッジくろよん到着。初めて着た場所だが、帰ってきた感がある。14:00過ぎだろうか。結局4時間弱のこの道で会ったのは3組程度だった。
扇沢下山後の行程を①新宿へ直行バス②大糸線で松本③バスで長野の3択と、併せて宿泊の有無を検討しながらしばし休憩。
行き当たりばったり感は嫌いではない。
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グレゴリーの80Lザックを背負った40代ハイカーが平ノ小屋方面から下山してきた。縦走の達成感をひしひしと感じる。聞くと読売新道を歩いて来たという。折立スタートで薬師峠-高天原-赤牛岳(手前でビバーク)-奥黒部ヒュッテの4泊5日。時に水は4L担いだという。奥黒部ヒュッテ-ロッジくろよん間は崩壊激しくCT以上に時間が掛かったそうだ。その語る姿には充実感・満足感が漂っていた。1泊2日の僕の未充足感を感じた瞬間だった。結局この日の午後、雨は降らなかった。

観光地、黒部ダムやひんやりしたトンネルを通過し激混みのトロリーバスにギリで滑り込みながら扇沢に到着。感性の向くままに長野行きのバスに乗る。何と1,700円と安い。バス内でホテル検索するも盆のピークに空室は無し。
最終新幹線で帰る前に最大限長野市街を満喫すべく、居酒屋と蕎麦屋を検索し、暴飲暴食後、爆睡で東京駅到着。
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結局、夜半から翌日は終始雨だったようだ。
雨に当たらなくて良かったハイクだったと自分に言い聞かせるも、せっかくの夏休みにどっぷり山を歩いた達成感は少ないため、消化不良感は残った。
(消化不良感の解消に翌日の猛暑日に多摩サイをチャリで65km走って熱出すという無駄をしてしまった。)

by takemicchy | 2012-09-08 22:13 |  立山 | Comments(2)
Commented by Yama-oson at 2012-09-09 00:15 x
おーA級トレイルですね!羨ましい…。
そして場当たり的な旅もいいなぁ。
Commented by takemicchy at 2012-09-09 23:50
osonさん

まだまだ行ったことのない山、見たことない景色が多すぎて。
山は飽きないそうにないなぁ~。
場当たり旅のワクワク感って好きなのです。おとなの冒険的な。


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